週末 7月を振り返る
2016年 7月 31日 日曜日
今日が7月の最終日になり、11回目の個展が今月無事終えられたことが感無量で、あとはどうでもいいような気がしていますが、今月は勢い余って新作を進めたり、鑑賞も充実していました。振り返って見れば結構頑張れた1ヶ月だったと思っています。個展搬入までは緊張する毎日が続きました。陶彫の焼成でブレーカートラブルに見舞われたり、梱包用木箱作りを焦ったりしていたので、ギャラリーせいほうで展示が済んだ時は、ふっと気が抜けました。スタッフたちがやってきてテキパキ動いている様子を見ていると、自分のモヤモヤした気持が飛びました。鑑賞は「メアリーカサット展」(横浜美術館)、「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」展(国立新美術館)、「堀内正和彫刻展」(関口美術館)の他、同じ職場の職員による油絵のグループ展や管理職仲間による「毎日書道展」(国立新美術館)にも足を運びました。今月は梅雨が明けて猛暑になりました。今日は工房に朝から篭りましたが、午前2時間、午後2時間という作業時間にしました。空調のない工房では大型扇風機を回していても一向に涼しくならず、頭に巻いた手ぬぐいから汗が流れていました。新作の陶彫部品に彫り込み加飾をやっていると汗が滴り、土肌に滲みこんでいきました。今日はスタッフのうちで最も若い女子高生が夏休みの課題をやりに工房に来ていました。美大付属高校に通っているため、今夏は40号の油絵が課題に出たらしく画布の下塗りをやっていました。彼女には工房があるので問題ないのですが、他の生徒はどうしているのか気になりました。自宅で描くしか方法がないようで、家族にとって迷惑な課題だなぁと思います。油絵臭もあるだろうに、家族に理解がないと続けられない世界だと改めて思いました。明日から8月です。そろそろ夏季休暇が欲しいと思うこの頃です。