週末 球体陶彫の成形10個
2015年 12月 20日 日曜日
今日は昨日より制作が進みました。久しぶりに中国籍の若いスタッフが工房にやってきて、2人して大型ストーブを倉庫から出してきました。工房はこれから春先までストーブを焚き、暖を取ることになります。スタッフは今日まで開催していた絵本展の搬出に夕方行かなくてはならず、3月には同じ中国籍アーティストとの2人展も控えていて、なかなか多忙です。私も恒例になった7月個展のために、ほぼ1年間をかけて制作しているのです。今日は朝から夕方4時まで夢中になって制作をやっていました。結果、小さな球体陶彫の成形が10個完成し、そのうち彫り込み加飾は8個完成しました。身体に溜まった疲労は昨日とあまり変わらず、完全な復活とはなりませんが、何故か今日は意欲が高まって順調に作業を終えました。週末は土曜日と日曜日の2日間ありますが、丸々2日間あると考えない方が良さそうで、このところ土曜日は制作を進めることが困難な状況です。ウィークディの疲労なのか、加齢のせいか、よくわかりませんが、明らかにひと昔前と違っていることは確かです。陶彫作品は昔と変わらず、いや寧ろ作品が大きくなっている傾向があると言えます。そんなことを考えると厳しい制作工程にならざるを得ませんが、身体が動くときは大いに頑張ろうと思っています。今月は休庁期間があって、まとまった休日が取れます。現行の作品をどこまでやるのか、図録撮影の5月初めをゴールとして、そこから逆算して制作工程を割り出して考えると、休庁期間につい期待したくなってしまいます。一日創作的集中力が保てるのが自分の場合は7時間、晦日と正月を含めて休庁期間は6日間、計算では42時間戦えることになりますが、それは無理だろうことはわかっています。陶彫は乾燥させる時間を考えなくてはならないので、早めに作っておこうと思っています。そんなことを考慮すると、休庁期間は厚板加工の前に陶彫をどんどん進めていった方が良さそうです。今日は制作のことをあれこれ考えて一日を締め括りました。