通勤の心理状態について
2014年 12月 24日 水曜日
前のNOTE(ブログ)に起床の辛さを書きましたが、勤務時間があるからこそ、決まった時間に起床しなければならず、通勤しなければならないわけです。習慣となった起床と通勤、これは嫌だなぁと思いながら、でも仕方なくやっている一日の重要な行為です。社会人という自覚と責任感がこの行為に自分を掻き立てる所以です。仕事をしている以上こうしなくてはいけないと自分に言い聞かせているのです。起床はともかく、実は通勤は自分にとって大して苦しいものではありません。困難な仕事上の課題を抱えているときは別として、普段は自宅の近くのバス停からバスに乗って、私鉄に乗り換え、また駅前からバスに乗って職場に着く行為を、自分は何も考えずにやっています。その間に読書もします。乗り換え時は、自分の前を歩く人の足元をボンヤリ眺めながら、人混みに押されて移動しています。こうした行為は、定型に嵌まっているので疑問は生じません。現存在である自分は環境的道具性によって通勤時も存在しているなんて考えるのは哲学書の中だけであって、通常は歩くことに気を取られ、寧ろ頭の中は全てリセットされている状態ではないかと思います。その状態はいいなぁと日頃から感じている自分がいます。もちろん天候や寒暖によって通勤が辛いときもありますが、日々働く場所があるというのは幸せと思えているこの頃です。
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Tags: 日常生活
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