亡父の残した植木の行き先
2015年 3月 10日 火曜日
相原工房は亡父の残してくれた植木畑に農業用倉庫として建てました。内壁がなく鉄骨が剥き出しの簡単な構造体の建造物です。この建物を作るに当たって、ここに植えてあった樹木を相当処分した記憶があります。でも周囲はまだ緑に覆われていて、季節によって花や実をつける樹木が多くあります。自分は造園業には就かなかったので、周囲の木々は雑木林となっています。時折親戚の植木職人に頼んで、手入れをやっていただいていますが、父がいた頃と比べると、植木が売れることもなく、畑内での植木の移動もありません。大きくなりすぎた樹木は放っておくにしても、花や実をつける比較的小さな植木は、鑑賞に値するモノで、畑の中に埋もれてしまうのはもったいないと感じています。そこで自分が管理職を務める現在の職場に移植しようと考えました。環境整備という業務内容で職場の作業員の方々に植木の移動をお願いしました。いわゆる寄贈です。今年度と来年度にかけて徐々にやっていこうと思っています。
関連する投稿
- 週末 梅雨前線の活発化 週末になりました。昨晩から関東地方は豪雨に見舞われていて、夜中に警戒警報が鳴りました。土砂災害に纏わる避難勧告が出されていましたが、私が住んでいる地域は周囲に河川が少ないため、大きな被害にはならなか […]
- 週末 母の一周忌&窯入れ準備 週末になりました。今日は新作の制作ノルマがありましたが、昨年4月に亡くなった母の一周忌に当たるので、菩提寺に出かけて、お経をあげていただきました。その後で墓参りもして新しい卒塔婆を立てました。祖母の […]
- 一日のルーティンを考える 学校を退職し、私は日々の出勤がなくなりました。一日中自由に過ごせる日常は、退屈と隣り合わせになるかなぁと考えていましたが、1週間以上が過ぎた今は校長職にあった時と変わらない時間の使い方をしています。 […]
- 三連休最終日は手が悴む寒さ 三連休の最終日になりました。昨日も工房の温度は0度を指していましたが、今日も寒さとの闘いになるほど制作は厳しいものになりました。作業の内容としては厚板による土台作り、彫り込み加飾に加えて乾燥した陶彫 […]
- 春分の日 墓参り&陶彫制作 今日は週末でもありますが、春分の日です。春分の日はそれぞれの仏教宗派で「春季彼岸会」が行われ、墓参りをする人も多いようです。夏にあるお盆は先祖の霊がこの世に戻ってくるのに対し、お彼岸はこの世から浄土 […]
Tags: 工房, 日常生活
The entry '亡父の残した植木の行き先' was posted
on 3月 10th, 2015
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.