茨城県の親友宅へ
2011年 8月 18日 木曜日
茨城県笠間近郊で陶芸をやっている佐藤健太・和美夫妻は、私たちと家族ぐるみで付き合っています。家内と和美さんが高校の同級生、おまけに自分は陶彫、佐藤夫妻は陶芸の道を歩き出していて、手法は違えども陶による表現を追求している仲なのです。数年前に佐藤夫妻は家を建てる計画を話してくれました。一昨年訪ねた時は自分たちの力で家の建築が始まっていて、今回は完成した新居のお祝いに東茨城郡城里町徳蔵まで出かけて行きました。屋根や水周りは専門の人を雇い、他の部分は全部自力でやった家は、夫妻の思いが籠もっていてとても気持ち良く清々しい気分になりました。陶房も移築されていました。作陶しながら家の建築に励み、それでも作業場が狭いと嘆いていたので、そこはまた考えながらやっていくのだろうと思います。家も陶芸とともに成長するのかもしれません。今日は午前中は笠間にある茨城県陶芸美術館に立ち寄って「第21回日本陶芸展」を見た後、佐藤陶房を訪ね、夜には横浜に戻ってきました。2日間の夏季休暇でしたが、充実した時間が過ごせたと思っています。
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Tags: 展覧会, 散策, 日常生活, 陶
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