お茶の文化
2011年 3月 24日 木曜日
お茶の文化と言っても茶道のことを言っているわけではありません。禅や茶の湯のことを論じるのは別の機会にして、もっと気楽な話をしようと思います。昨日のNOTE(ブログ)に先祖代々労働を美徳とする家訓について書きました。まぁ、家訓というほどのものではなく、そんな雰囲気のある家庭に育ったという程度のニュアンスです。代々自分の実家は職人の家系なので午前10時と午後3時には必ずお茶の時間がありましたが、お茶を美味しくいただくことはなく、むしろ休憩時間くらいにしか自分は感じていませんでした。何かにつけ美味しいお茶をいただいているのは家内と結婚してからのことで、今や我が家はお茶なしには成り立たない家庭の雰囲気があります。茶葉を取り寄せて茶の入れ方に拘る家内は、そうした家庭に育ったのでした。結婚とは、他人同士がそれぞれの家庭の文化を持ち寄って、時にその文化を対峙させ、融合させて新しい文化を築くものだと考えます。我が家のお茶の文化は、そのような上に成り立っていると思っています。一服のお茶による生活の潤い。今や自分が創作に向かう環境のひとつになっていると感じています。
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Tags: 創作, 日常生活
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