グロピウスの建築
2008年 1月 16日 水曜日
「バウハウス」はドイツの都市ヴァイマルの工芸大学と美術大学を統合して作られたと本で読んだことがあります。国立の学校でした。初代校長は建築家のグロピウス。ドイツ工作連盟を調べていくうちにグロピウスの存在を知り、その機能的な鉄とガラスによる彼の建築を写真図版で見ました。今でこそこれは集合住宅に見られる工法ですが、中世から脈々と続く石作りのバロックやゴシック建築の中にあって、出来た当時はシャープさと軽さをもった画期的な建築物だったはずです。「バウハウス」はヴァイマルを閉鎖してデッサウに移転しますが、このデッサウ校舎がよく紹介されるグロピウス設計のものです。この時は市立の学校になっていました。ともあれグロピウスは近代建築に並々ならぬ影響を与えた人だったように思います。建築がモダニズムに動いた時代で、これで現代の建築工法が始まったとも言えます。
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Tags: 芸術家
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