週末 図録持参でギャラリーへ

個展の搬入日が明日に迫り、今日はその最終準備とギャラリーせいほうとの事前打ち合わせに東京銀座まで出かけて来ました。今日は家内と車で行きました。例年なら私がリュックサックに図録を100冊ほど入れて担いで行っていたのですが、新型コロナウイルスの感染拡大が高止まりして、「Go Toキャンペーン」のトラベル事業が東京を除外する動きがあるため、私としては公共交通機関を使うのを避けて、車で行くことにしたのでした。明日は数人のスタッフが手伝ってくれるので、明日の昼食をどうしようか考えました。例年、銀座の老舗のレストランに出かけていたのですが、テイクアウトが出来るレストランを探して、弁当を予約してきました。明日はスタッフを乗せて車で出かけ、昼食はギャラリーせいほうの中でとろうと思っています。ギャラリーせいほうは東京銀座の一等地にある画廊にしては広いスペースがあり、ソーシャル・ディスタンスは近隣レストラン以上に確保できるのです。ギャラリーせいほうは彫刻専門と謳っているだけあって、場所は1階にあり搬入搬出が楽に出来ます。いろいろな面を考えたら私にとって最高のギャラリーだと言ってもいいと思っています。今回、たとえ鑑賞者が少なくても、私は休むことなく自分の世界を見つめ続けていたい意向を再確認し、中断することなく個展が開催できることが幸いと考えるようにしました。私の自己満足を満たすだけなのかもしれませんが、私自身の意欲を途切れさせないためにも、彫刻を媒体とする思索と表現活動は続けていきたいのです。私の作品は観る人にサービスを提供しない彫刻だなぁとつくづく思います。明日の搬入は頑張りたいと思います。

関連する投稿

  • 図録による「小井土滿展ー鉄水墨」について 東京銀座のギャラリーせいほうでの私の個展の最中に、彫刻家小井土滿氏がひょっこり顔を出し、暫し話をする機会が持てました。小井土氏は長い間武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科の教授をされていて、数年前に同 […]
  • GW③ 「陶紋」の新作に取り掛かる 陶彫による小品は、10数年前のギャラリーせいほうで開催した最初の個展から出品し続けています。まず最初は「球体都市」40数点を何年かに亘って展示しました。「球体都市」は既に売れた作品もあります。次に始 […]
  • 15冊目の図録が届いた日 私は個展の度に、同じサイズ、同じ頁数の図録を用意しています。そのために懇意にしているカメラマンに図録用の撮影をお願いしてきたのでした。今年が15回目の個展なので、図録は15冊目になります。毎年100 […]
  • 週末 陶彫加飾&お礼状宛名印刷 今日は朝から工房に篭りました。昨日の午後作業するはずだった成形の最終的な詰めを朝のうちにやりました。陶彫成形の内側から紐状にした陶土を貼りつけて補強をした後、表側から板で叩いて形を整えます。形は立体 […]
  • Exhibitionに2019年個展をアップ 2019年7月の個展の画像を、私のホームページのExhibitionにアップしました。会場風景の画像は毎年懇意にしているカメラマンに撮影していただいて、それをホームページに使っているのです。画像で見 […]

Comments are closed.