週末 相続手続き&最新作陶彫第一歩

6月最初の週末を迎えました。今夏の個展で発表するであろう新作は全て出来上がり、先週末に写真撮影をしたところですが、新作は修整が多く、梱包を含めて今月の週末にやっていくつもりです。発表するであろうとしたのは、コロナ渦の影響で不確定なことが多く、ギャラリーがまだ個展開催を決めかねているのです。いずれにしても個展が予定通り行なわれても準備万端としたいところであり、今月の週末は全て個展に向けた準備に充てようと思っています。今日はそうしたこととは別に、ずっと税務管理をしてくれていた旧知の税理士を午前中に呼んでいました。母が亡くなり、母が所有していた財産に対する相続が発生することになったため、税理士に来ていただいたのでした。私は父が亡くなる少し前に、両親を連れて公正人役場に行っており、そこで父と母双方に公正証書を取得するように働きかけていました。祖父母が亡くなった時に、財産を巡って父の兄弟間で紛争になり、祖父母から口約束だけだった財産相続が、結局父の精神的負担になったことを私はずっと覚えていました。私の代ではそうしたくないと思っていたため、遺言として法的に根拠を持つ公正証書が必要だったのでした。これがあるため相続の手続きはすんなりいきそうで、この後どのくらい相続税が発生するのかを税理士に割り出していただこうと思っています。母の死後、次にやらなければならないことはこれです。骨の折れることですが、これも私の退職前に済ませたいことのひとつです。午後は工房に行って、個展展示用の作品の修整を行なっていましたが、同時に来年発表予定の最新作の第一歩を踏み出しました。既に出来上がった作品の修整だけでは、創作的気分が上がらず、最新作のことを考えていきたいのです。暫くは個展準備と最新作の創作活動、この両方を進めていこうと思っています。それにしても今日は疲れました。家内も疲れていました。夕方、気分転換を兼ねて梱包材を買いに家内と外に出ました。今までなら夕飯を外食で済ませていましたが、コロナ渦の影響で外食はずっと控えています。仕方がないと思いつつ、私は創作活動によって日頃のストレスが抑えられていることに幸せを感じています。

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