週末 土練りから始めよう

朝から工房に篭りました。私は陶土を単身では使わず、計量器にそれぞれの陶土を乗せ、割合を決めて混合しています。前作の混合陶土はかなり余っていたのですが、時間を置いたため、やや硬くなってしまったので、もう一度余った陶土も含めて練り直しをすることにしました。新しく混ぜ合わせる陶土と残った陶土は2回目の土練りで土錬機に一緒に入れることにしました。土錬機に陶土を通すのは通常では最低3回行い、その間多少水分を補給しながら、混合状態の様子をみていきます。これは成形をやり易くするために、細心の注意を払っていく工程のひとつです。今回は気温が高い中で陶土を保管したため、乾燥しないように気を使ったつもりでしたが、結局3回ではなく4回目の土練りをして良好な状態に陶土を戻しました。新作の陶彫部品も基本的には今まで通り、タタラと紐作りを併行して成形する方法をとります。土錬機から出てきた陶土を最後に手で菊練りをして、小分けにしてビニール袋に包むか、タタラに引き伸ばしてそのまま成形するか、その日の作業時間を見ながら判断します。今日は土練りの時間を長く取ったため、タタラにしたのは2つだけ、成形をするには少し時間を置いた方がよいと判断しました。いよいよ横浜も梅雨明けした模様で、空調のない工房は大変な暑さに見舞われました。額から汗が流れ、シャツは汗でびっしょりになりました。こうした蒸し暑い中で、今まで20年以上も制作を続けてきました。工房がなかった時代も、借りた施設で私は暑さや寒さと戦ってきました。最近は熱中症を心配して水分補給はこまめにやっています。工事用扇風機もロフトから下ろしてきました。今日の工房には若い世代のスタッフが2人来ていました。工房スタッフも若返り、10代の女子がやってきています。美術系の大学はまだ夏休みに入っておらず、課題提出日が迫っているようで、彼女たちは炎暑の中で真剣に課題制作に取り組んでいました。夕方4時に私たち全員が体力の限界になり、私は車で彼女たちをそれぞれの家の前まで送っていきました。工房に来るときは電車を使ってきても、帰りは身も心もボロボロになっていて、汗と絵の具だらけになった彼女たちを電車で帰すわけにはいかず、車で送っているのです。

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