週末 地域行事&美術館散策

横浜市瀬谷区の職場に転勤してきて最初の週末ですが、職場周辺の地域行事があって午前中は職場に出勤しました。地域住民と一緒に近隣を散策するイベントで、「安全散歩の会」と称されていました。瀬谷区には瀬谷八福神めぐりがありますが、その一部になっているお寺を出発して、また最初のお寺に戻るコースでした。散歩道の中に大きな桜があり、満開の花をつけていて見事でした。好天に恵まれ、汗ばむような陽気でしたが、1時間程度を只管歩いて来ました。午後は家内と東京上野の美術館と博物館に行って来ました。東京都美術館で開催されていたのは「モダンアート展」で、昨年度まで私がいた職場の人が同展に出品していて、毎年招待券をいただいているのです。私も同じですが、仕事をしながら創作活動をやっていくのはなかなか大変です。彼は抽象絵画を描いていて、銅箔を貼り付けた画面と強烈な青の色面が特徴的な作風です。1年間に団体展やグループ展など数回の展示機会を得ています。時間が許す限り、私は彼の平面世界の展開を見にいこうと思っています。次に向ったのは東京国立博物館平成館で開催中の「国宝 東寺」展でした。私は職場の関係で1年に1回は京都を訪れています。昨年度は偶然にも東寺に行って、講堂に設置された立体曼荼羅を見てきました。東寺講堂で見る仏像群と博物館で見る仏像群は同じものとはいえ、印象はまるで異なります。一体ずつ丁寧に照明を当たられた仏像、しかも360度周囲を回りながら見られるのは、仏像に美術的価値を見出そうとしている私には有難い展示空間です。京都で見た時はじっくり鑑賞する暇もなく、空海が齎せた密教や曼荼羅のことを考えることもできませんでした。本展には立派な図録が用意されていて、曼荼羅の理解には欠かせない存在です。私は展覧会の図録を必ず購入します。学生時代、お金がなくて図録が買えなかった反動ですが、図録はしっかり読み込んでいきます。私は滅多に音声ガイドは利用しません。解説なしのファースト・コンタクトを大切にしていて、そこで受けた印象を、後になって図録で確認していくのです。鑑賞は、眼で見た印象と図録にある論評の双方で成し遂げるものだと私は考えていて、論評を踏まえた感想はこのNOTE(ブログ)に書いていきます。「国宝 東寺」展の詳しい感想は後日改めます。帰り道に上野公園の桜並木を見てきました。よくテレビで報道される場所ですが、土曜日ということもあって大勢の人が訪れていました。マナーを守るように大きなゴミ箱が設置されていて、救急車や消防車も待機していました。春の宵、多くの外国人観光客が目につきました。

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