春分の日 制作再開&映画鑑賞
2019年 3月 21日 木曜日
今日は春分の日で、勤務を要さない休日になります。陶彫の焼成失敗がありましたが、気を取り直して今日から制作を再開しました。午前中はタタラを数枚用意しました。陶土を掌で叩いていると気持ちが安定してきます。工房のロフト拡張工事のために鉄工所を運営する旧知の業者がやってきて、寸法を測っていました。鉄骨の搬入が決まったら連絡をくれるそうで、今から楽しみにしています。タタラは一日置いて明後日から成形に入ります。まずやり直しの2点の陶彫部品を作ります。割れた前作の反省を生かして、形態を少し変えることと補強部分を考え直します。午後は家内を誘って映画に行くことにしました。常連の横浜のミニシアターでハンガリー映画「サンセット」を観ました。本作はネメシュ・ラースロー監督による最新作で、私は同監督の「サウルの息子」を観て衝撃を受けていたので、この映画も楽しみにしていました。映画に登場する時代はオーストリア・ハンガリー帝国が隆盛から没落に移行する時代を、貴族や庶民の生活を中心に描いていて、まさにサンセット(日没)に相応しい背景を感じました。20代の頃、ウィーンに暮らしていた自分には、映画に出てくる街の情緒が身近で親しみを感じました。全てを語らせない物語に、謎を秘めながらあれこれ詮索する楽しみと独特な緊張感がありました。詳しい感想は後日改めます。
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Tags: ウィーン, 工房, 散策, 映画, 陶彫
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