週末 連続制作を振り返って…
2019年 1月 6日 日曜日
私の計画した冬季休業が最終日を迎えました。冬季休業は年末年始の休庁期間と休日出勤の代休、年次休暇を組み合わせて16日間確保しました。今回は職場を休めるだけ休ませていただき、そのほとんどを陶彫制作に充てました。元旦だけは工房に行かなかったのですが、焼成で窯は稼動していたため、16日間連続した制作が出来たと思っています。非日常生活に遊んだ16日間でしたが、陶彫制作の場合は陶土の硬化具合を調整しながら、それでもなかなか有効な連続制作だったと振り返っています。通常は二足の草鞋生活のため、陶土が乾燥しないように処置してウィークディを過ごすのですが、日々制作出来るとなれば陶土の扱いも違ってきます。当初、新作の2つの塔を形成する33個の陶彫部品のうち8個の成形や彫り込み加飾の完成を目標にしていましたが、8個は昨年末までに出来上がり、今年に入って2つの塔を繋ぐ根の陶彫部品3個の成形や彫り込み加飾が完成しました。弾みのついた連続制作の成果だと考えますが、結局11個の陶彫部品が出来上がっています。16日間は丸々制作に充てられたわけではなく、晦日の掃除や元旦の初詣、新年の従兄弟会や地域の賀詞交換会等で時間は取られました。しかしながら陶土に向っていた時間は長く、寒さで悴んでいた手をストーブで暖めながら、作業に集中していました。気候がよいと集中力が増して、フロー状態に入ることもありますが、この寒さのため見境がつかなくなってしまうことはなく、夕方には身体が耐えられなくなっていました。自宅に帰ってから風呂に浸かり、身体が温まってくると疲労が襲ってきました。その影響はRECORDや読書に出てしまいました。睡魔に勝てず、NOTE(ブログ)を書いて一日終了という日も結構ありました。ともかく陶彫制作に関しては、連続制作は大変な成果を上げることが出来ました。明日からウィークディの仕事が始まります。通常の二足の草鞋生活に戻って、引き続き創作活動は頑張っていきたいと思っています。