週末 9月を振り返って…
2017年 9月 30日 土曜日
週末になり、朝から工房に篭りました。9月の制作目標であった大きな陶彫部品は、6個とも成形や彫り込み加飾まで到達しました。陶彫は窯に入れて焼成してみないと完成とは言えないのですが、何はさておき制作目標が達成したことを喜びたいと思います。次はその大きな陶彫部品に接続する一回り小さな陶彫部品を作らなければならず、来月の制作目標にしていこうと思っています。今日の工房での作業は、6個目の陶彫部品の彫り込み加飾の仕上げと、次の陶彫制作に備えての土練りやタタラ作りを行いました。秋になり工房の窓から涼しい風が入ってきて、心地よい中で作業をしていました。今月は週末だけではなくウィークディの夜にも頻繁に工房に出かけ、彫り込み加飾をやりました。週末は職員の結婚式に呼ばれて福島県に出かけたり、地域行事があったりして、全てを制作に充てられたわけではありませんが、それでも時間を有効に使って目標とするところまで辿り着けたのではないかと思っています。RECORDは再び厳しい状況になりました。一日1点のノルマはやはり大変で、今も下書きだけが日々終わっていて、少しずつ制作途中の作品が山積みされています。来月は早いうちにこれを解消していきたいと思います。ウィークディに工房に行ってしまうと、自宅に帰った途端に睡魔に襲われて、RECORD制作に支障が出てしまうのです。どうもひと昔前の自分と今の自分は疲労度が違っているように思えます。鑑賞は充実した1ヶ月だったように思っています。美術館は「アルチンボルド展」(国立西洋美術館)、「ベルギー奇想の系譜」展(Bunkamuraザ・ミュージアム)その他に「二科展」(国立新美術館)や知人・友人が出品していた個展やグループ展にも足を運びました。映画は「少女ファニーと運命の旅」「ウィッチ」「パリオペラ座 夢を継ぐ者たち」(全てシネマジャック&ベティ)の3本を観てきました。読書は故赤瀬川原平の初期の頃の著作集を楽しく読んでいるところですが、青年時代の原平氏は少々理屈っぽい人だったのかもしれません。こうして書いていくと今月は結構頑張っていたなぁと思います。秋が深まる来月は制作や鑑賞にさらに精を出そうと思っています。