文化の日 創作の日
2016年 11月 3日 木曜日
NOTE(ブログ)のアーカイブを見ると、11月3日の文化の日は創作活動に勤しんでいることが書かれてあって、文化の日に相応しいことをやっているなぁと思っています。今日も例外ではありません。日頃から創作活動をしているので、新しいことをしている気になりませんでしたが、朝から夕方まで制作を頑張りました。工房によく出入りしている大学院生も来ていました。彼女も修了作品展に向けて具体的な表現方法を掴んだようです。「まずやる気を出してから制作するのではなく、とりあえず制作を始めるとやる気が出てくる」と彼女が言っていました。その通りです。制作を始めてしまうと、つい夢中になってあれこれ意欲的に考えるようになるものです。自宅でぐずぐずしているのなら、まず工房に来てしまえば、作品は自分の事情に関係なく完成に向かっていきます。自分を律するのなら、まず手を出してみることです。昼ごろ業者がやって来て、先日お願いしていた化粧土を届けてくれました。これで窯入れが出来ますが、焼成を始めると3日間は工房の電気が使えなくなるので、次の日曜日の夕方に窯入れを行おうと思います。先日テーブル彫刻の穴あけでドリルの歯が若干曲がってしまいましたが、新しく購入したドリルの歯で中断した作業を進め、背の低いテーブル彫刻の脚の部分の設置は無事終えることが出来ました。今日の作業は全て今までの修整や仕上げばかりでした。次の制作工程に進むために必要なことですが、今日は新しい一歩を踏み出したかったなぁと思いました。一日ここまでやろうと決めていたことが、なかなか思う通りにいかず、多少修整を残してしまいます。調子よく作り進めた分の尻拭いをいつかやらなければならず、まとめてやるとたっぷり一日かかるのです。焦っても仕方ないので、今日は次の工程への準備日と決めました。週末がすぐそこまで迫っているので、次は一歩制作を進めようと思います。