横浜の「ルーマニア民俗写真展」

今日は盆供養のため住職が来たり、飼い猫のトラ吉を行きつけのホテル兼用動物病院に預けに行ったりして、忙しい半日を過ごしましたが、一番の多忙は明日から出かけるインドネシア旅行の準備でした。その合間を見て、横浜市民ギャラリーで開催中の「ルーマニア民俗写真展」を見てきました。以前関内の横浜市教育文化センターにあった横浜市民ギャラリーは、東日本大震災の影響で場所が変わり西区紅葉坂へ移転しています。「ルーマニア民俗写真展」は、紀行作家でありカメラマンでもあるみやこうせいさんの個展であり、私の個展へも顔を出してくれる国際派作家の写真展を見に行かないわけにはいかないと思ったのでした。自分も若い頃に、みやさんの誘いを受けて度々ルーマニアを訪れているので、ルーマニアの民俗は慣れ親しんだものでもあります。みやさんの講演会は、50年にも及ぶルーマニア詣でのさまざまなエピソードを紹介したもので、ヨーロッパ東端にあるルーマニアのマラムレシュ県で巡り会った人々や民俗を楽しく話されていました。自分が知っているエピソードもありました。それにしてもルーマニアに関わって50年の歳月が流れているそうで、改めてみやさんの止むことのない情熱を感じました。私も創作活動にかける情熱は負けないと思っていますが、みやさんの異文化に取り組む姿勢には頭が下がります。見習うべきところは見習っていきたいと思いました。

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