鑑賞・制作とも充実した1ヶ月

今日で9月が終わりますが、夏季休暇明けの校務が始まっている中で、今月は鑑賞・制作とも充実した1ヶ月だったと思います。まず展覧会は「種村季弘の眼」展(板橋区立美術館)「発掘された日本列島」展(江戸東京博物館)「二科展」(東京国立新美術館)「菱田春草展」(国立近代美術館)「だまし絵Ⅱ」展(Bunkamura)の5つ、そのほか知人の個展やグループ展に行ってきました。映画では「大いなる沈黙へ」(新宿シネマカリテ)「リアリティのダンス」「ホドロフスキーのDUNE」(渋谷アップリング)の3作品を観てきました。鑑賞ではここ数年の中で一番充実した1ヶ月だったと思っています。制作では毎週末に工房に篭って「発掘~群塔~」の第一歩になる陶彫部品の土台を10体作りました。制作目標通りに作業が進められたのも今月が充実していたことを示すものです。「発掘~群塔~」は陶土を使って今月から制作を開始しています。準備は5月から始まっていますが、実際のカタチになっているのは今月からです。制作サイクルを確立しながら今後も進めていきたいと思います。RECORDは象徴的な図柄ばかりで、先月のアンコール遺跡をテーマにした具象的傾向とは打って変わった作風になりました。読書は相変わらず大著「存在と時間」に挑んでいますが、先日NOTE(ブログ)にアップした通り、著者ハイデガーの人間性に着目した書籍を読みました。来月もこの調子でいこうと思っています。

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