個展9回目のオープニング

今日から東京銀座のギャラリーせいほうで私の個展が開催されます。今年で9回目の個展になります。初めての時のようなワクワク感は自分にしては半減したもののオープニングにはいろいろな知人友人が訪ねてくれました。高校時代の友人は40年ぶりに会いました。輸入ワイン会社の取締役をやっている方は、自分がウィーンで学生をやっている時代に知り合った方なので、この人は30年ぶりの再会でした。例年来てくれる鎌倉彫師の安斉文隆さん、懇意にしているカメラマンや現在の職場の方や橫浜の行政の方も来てくれました。夕方から企画したオープニングパーティーには師匠の池田宗弘先生をはじめ、紀行作家のみやこうせいさん、建築家の大脇晋平さん、芸大大学院生や多摩美大学院生たちが来てくれて盛大なパーティーになりました。改めて来ていただいた方々に感謝申し上げます。ギャラリーせいほうは企画画廊なので、作品販売を目的としていますが、自分としては知人友人と会える機会として大切なコミュニケーションスペースなのです。個展はこうした要素もあって毎年続けたいなぁとつくづく思います。

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