「ツァラトストラ」の解説書

「ツァラトストラかく語りき」(ニーチェ著 竹山道雄訳 新潮社)を読んでいますが、比喩が多く理解に苦しむ箇所が暫しあって、下巻の永劫回帰に至って、ついに解説書に頼ろうと思い立ちました。「意志と表象としての世界」(A・ショーペンハウワー著 西尾幹二訳 中央公論社)の方がまだ読みやすかったと述懐しています。ともかく哲学書というより詩を散りばめた文芸書のようで、それはそれで美しいイメージが湧いてきますが、ツァラトストラを媒体にして語っていくニーチェの論理に少々辟易しているところでもあります。分かり易い解説書でもあればと書店を覗いたところ、「ツァラトゥストラ」(西研著 NHK出版)を見つけました。さらっと読んでみて、これはいいと思って早速購入しました。購入してすぐ4分の1が読めてしまうほど分かり易く、またニーチェ・ワールドを多角的に取り上げていて、ニーチェを理解するには最適な一冊だと思いました。「ツァラトストラかく語りき」(ニーチェ著 竹山道雄訳 新潮社)を少し休んで、まず「ツァラトゥストラ」(西研著 NHK出版)で足慣らしをしたいと思っています。

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