週末 久しぶりの制作&美術館
2014年 3月 2日 日曜日
今日は朝から工房に篭って制作三昧でした。成形を5点やりましたが、今週は夜に工房に出かけて彫り込み加飾を行う予定です。そのために窯入れを敢えてやりませんでした。電力の関係で窯に作品を入れて焼成を行うと、他の電気が使えなくなるからです。夜の作業には照明や暖房が必要なため今週は焼成サイクルを1回休みます。夜の作業だけではなく、もうひとつの理由は、週2回の焼成を行っていくと成形部品の乾燥が間に合わないことになり、暫し成形の制作を中心にしたサイクルに切り替えようとしているのです。そんなわけで今週は可能な限り帰宅後に工房に出かけようと思っています。今日は作業を早めに切り上げ、夕方久しぶりに家内と美術館に出かけました。地元の横浜美術館で開催している「魅惑のニッポン木版画」展を見に行ったのです。木版画は大学時代にドイツ表現主義の影響で、自分も大きな版木を使って具象傾向のモノクロ版画を作っていました。そんな関係があって木版画には特別な思い入れがありました。「魅惑のニッポン木版画」展は期待通りの面白さで、見にきてよかったと思いました。感想の詳細は機会を改めます。今日は充実した一日でしたが、時は既に3月です。今後を考えると厳しい状況は変わっていません。少しでも作品を先に進めたいと思っています。
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Tags: ドイツ, 作品, 制作, 展覧会, 工房, 版画
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