「シュタイナーの思想と生涯」読み始める
2013年 11月 20日 水曜日
「シュタイナーの思想と生涯」(A.Pシェパード著 中村正明訳 青土社)を読み始めました。私がルドルフ・シュタイナーを知ったのは学生時代で、最初は曲線を多用した独特な建築ゲーテアヌム(正確には第2ゲーテアヌムでシュタイナー自ら設計した建築物)によって印象づけられましたが、シュタイナーは哲学者であり、教育家であり、シュタイナー教育創立者として日本でもよく知られる存在になりました。その時の自分は彫塑的な建築物を図版で見るだけで、これといったシュタイナー理論を読むことはありませんでした。シュタイナーの生涯の中で重要な意味を持つ人智学という今まで聞いたことのない学問を知ろうと思ったのはつい最近のことです。ヨーゼフ・ボイスに関する書籍を読んだことが契機になりました。本書の目次に霊学というこれも聞きなれない学問があります。シュタイナー自身が著したものを読む前に解説書から入ろうと思ったのは、今まで自分が学んでこなかった学問に対する畏れがあるためです。これで興味が湧けばシュタイナーの著作を読もうと思います。まずは概観を掴むところから始めます。通勤の友は相変わらずドイツ系の哲学者です。
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Tags: ドイツ, 書籍
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