陶紋による造形簡潔化

陶紋は立方体や直方体といった矩形がベースになって、表面に変化をつけて展開していく連作です。陶紋の前には、球体都市の連作をやっていました。球体都市は40個ほど作っていたので、陶紋もほぼ同数にしていく予定です。陶紋は今夏発表する作品を含めると20個出来ました。現在21個目の来年発表予定の陶紋を作り始めています。新作は直方体を横にした形態です。今回、文様は簡潔化を図る予定です。カタチをパターンとして繰り返すのではなく、直方体に簡潔な造形を加えることで直方体が明確に意識できるようにしようと思っています。と言うのは何もしないよりも、一本の線が入ることでカタチそのものがハッキリすることが視覚心理上であります。たとえば何もない空間より、何かが置かれた空間に広さを感じたり、モノとモノの関係により空間を把握しやすくなる場合がそれに相応します。造形の簡潔化で小さな矩形を大きく見せたい意図もあるのです。数点試みた上で今後の方向性を探ろうと思います。

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