週末 具象・象徴絵画を堪能

今日は朝から家内と東京の美術館巡りを予定していましたが、昨日新作の陶彫部品の成形が終わらなかったため、朝6時に工房に行って成形をやっていました。何とか目途が立ち、9時半に家内と東京に出かけました。横浜駅から湘南新宿ラインに乗って池袋駅まで行き、西武池袋線に乗り換えて練馬区立美術館へ。同館で開催中の「牧野邦夫展」はレンブラントを師と仰いだ画家が、驚くべき集中力と描写力で描き上げた絵画でした。「写実の精髄」という副題がついていましたが、まさに61歳で他界するまで果敢に挑み続けた具象の極みに感銘を受けました。詳しい感想は機会を改めます。次に向かったのは新宿駅にある損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の「オディロン・ルドン展」。ルドンは象徴主義の画家で、お馴染みのモノクロの幻想性に加えて、独特な色感をもつ絵画が展示されていました。これも感想は改めます。次に向かったのは渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「アントニオ・ロペス展」。ロペスはスペインを代表する具象絵画の巨匠で、人体について彫塑を媒体に研究することで絵画性を高めていたことが今回の展示を通して解りました。代表作である都市風景の俯瞰的な視点とその描写力に裏打ちされた巨大な絵画は、今回の出品作の中でも圧倒的な存在感を持っていました。これも感想は後日。最後に訪れたのは工房スタッフのグループ展で、上野毛駅前のダイニングバーが会場でした。先日まで工房で取り組んでいた油絵を含めた数点の絵画を展示していました。3巨匠の具象・象徴絵画を堪能した後でしたが、若いスタッフはまだ自己表現のスタートラインに立ったばかり、これからの精進に期待したいところです。

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