風貌と嗜好について
2013年 3月 19日 火曜日
思索というコトバをNOTE(ブログ)で良く使っていますが、自分はどちらかというと理屈を考えるより、根拠のないことを思っている方が好きで、些細なことに思いを馳せます。そのひとつに人の風貌はその人の嗜好も左右していると思うことがあるのです。家内は日本人離れした顔をしていて、滞欧中はイタリア人かスペイン人に見られていました。工房に来ているスタッフの中にも彫りの深い顔立ちの子がいて、家内もスタッフの子も食事では西欧料理派です。自分はどこから見てものっぺりしたアジア人の風貌です。自分はアジア系の料理が好みで、日本に限らず中国でも韓国でも東南アジアでも嗜好に合います。家内はバター多用の洋菓子、自分は豆菓子、生クリーム好きの家内と餡好きな私。イタ飯に行こうと家内に誘われても本当は蕎麦が食べたいと思っている私。そんなことをぼんやり考えていると、つい風貌と嗜好の関連付けをしてしまうのです。話題に窮して今日は妙なことを書きましたが、身近なところから飛躍して、人の持つ嗜好風土や民族差異のことまで理論を広げればいいのかもしれませんが、所詮根拠のない戯言ゆえ苦しくなると思い、今日はこのへんで終わりにします。
関連する投稿
- 身の丈を知る 昨日、NOTE(ブログ)で自然の流れに逆らわずに生きることを自分の信条にしていると書きました。自分の周囲の人々の状況を鑑みて、無理が祟って不幸を招く結果があるから、そうした考えが頭を過っているのです […]
- チェルノブイリ原発事故を思う 昨日アップしたNOTE(ブログ)にチェルノブイリ原発事故に触れた箇所がありました。昨年の福島原発の事故と相俟ってチェルノブイリのことが自分の頭を一気に駆け巡ってしまい、昨日のNOTE(ブログ)は長い […]
- 原点を忘れない 昨日、母校の芸祭に出かけたことでいろいろな思いが頭を過ぎります。自分の出身大学に行く機会としては、卒業証明書を発行してもらいに行く程度で、自分も海外に留学する時や就職する時に行ってきました。自分が幸 […]
- 喪中葉書を受け取って… この時季になると喪中葉書が送られてきます。自分の年齢を鑑みると、本人ではなく、その関係者が多いのですが、たまに親交の厚かった本人であったりすると残念でなりません。自分が世話になった人が亡くなり、喪中 […]
- 昔の恩師からの手紙 表題の恩師と言うのは、度々ブログに書いている彫刻家池田先生のことではありません。もっと昔の恩師で、自分が中学校1年生の時の担任だった人です。美術科教諭だった彼女は、自分の泥臭い水彩画を褒めてくれまし […]
Tags: 日常生活, 留学
The entry '風貌と嗜好について' was posted
on 3月 19th, 2013
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.