陶彫が連なる「発掘~連築~」

来年の個展に発表する作品は、現在制作中の屏風「発掘~地殻~」に加えて、床置きの「発掘~連築~」を考えています。「発掘~連築~」は過去自分が制作した陶彫の中では、一つひとつの部品が大きく相原工房の窯で焼成するモノとしては最大です。陶彫部品は7体あって、それを連ねて構成します。自分の夢に登場した壁が連なる風景がこの作品のイメージの源泉です。夢に登場した壁はかなり大きく幾何学的なカタチが刻印されていました。壁は錆びた鉄のようでいて硬質でありながら人間臭さが残る素材がイメージされていました。それを鉄そのものではなく陶を使って自分は表現します。夢の中の壁は何かを拒絶するような印象を自分に抱かせました。国家間を分かつ壁もあり、また人を分かつ見えない壁もあります。壁をテーマに選ぶのは意義があるように思えます。今回制作する陶彫作品は視界を遮るほどの大きさはなく、壁としての表現効果は望めませんが、将来は素材を別のものに変えて、実体として壁を作ってみたいと思っています。

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