週末 4つの展覧会へ

今日は制作を休んで東京の展覧会巡りをしました。まず、六本木にある東京国立新美術館で開催中の「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展。これは家内の希望で出かけたものですが、久しぶりにルーベンスの世界を堪能しました。詳しい感想は後日改めます。同美術館の野外で開催中の「現代瓦造形と建築文化展」。これは美術館に行った時に初めて知って見てきました。瓦職人による瓦屋根や鬼瓦、オブジェ等が所狭しと展示されていました。伝統的で理に叶った造形に面白みを感じました。次に向かったのが上野で、最近リニューアルした東京都立美術館に行きました。自分の前職場の人が絵を出品している「太陽美術展」を見る目的で出かけましたが、今日は日曜でしかもメトロポリタン美術館の企画展があったため大変混在していました。「太陽美術展」に出品していた前職場の人は、西欧の店内に佇む人々をセピア調にまとめあげた油絵の大作を描いていて、特別な賞を受けていました。自分と同じ二束の草鞋生活を送っている彼は、昨年以上に頑張っている様子が覗えて嬉しくなりました。最後に向かったのが、東京丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「シャルダン」展。18世紀のフランスで活躍した画家の足跡を辿る展覧会でした。感想は改めますが、照明を落とした落ち着いた室内に並べられた静寂な画面にホッとさせられました。今日は家内と六本木、上野、丸の内と回り、行動範囲は広くなかったものの4つの展覧会を見てきました。ついでに改修工事が終わった東京駅舎を写真に撮って帰宅しました。今日は盛りだくさんの内容でしたが、最後に夜工房に出かけて窯入れをしてきました。毎週日曜日には窯入れをして水曜日に窯出しをするサイクルが出来ているのです。

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