アナログ仕事の解放感
2012年 6月 6日 水曜日
毎日仕事でパソコンに向かっている時は、自分には閉塞感があって、どんなに情報機器に慣れたところでこの気分が無くなるものではありません。パソコンの新しいワザを覚えるのにも失敗を繰り返しながら何とかやっている状況です。眼が悪くなり、もともと姿勢の悪い自分にとってパソコンに向かうことはツラいことでもあります。週末に工房で土を練ったり、木を彫る作業はなんと解放感に溢れていることか、身体を駆使してヘトヘトになっているにも関わらず、精神的には心地よく感じられます。自分はつくづくアナログな人間なんだと思います。素材と対話している時が、自分にとっては無上の喜びなのです。陶彫の滑らかな面に加飾を施していくうちに、自分の心は伸び伸びとしてきます。そんな快い瞬間がやってくるので創作活動がやめられないのかなぁと思っています。
関連する投稿
- 週末 創作へのモチベーション 昨日までは梱包用木箱作りと陶彫部品の梱包に励んでいましたが、今日は来年に向けた新作の陶彫制作を行うことにしました。今月の個展が迫っているので、その準備として梱包をやっていたのですが、そればかりやって […]
- 週末 新作の陶彫彫り込み加飾 今日は朝から美大受験生2人が工房に来ていました。私が週末であるのを意識できるところは彼女たちが来ているかどうかだなぁと思っています。工房での作業は週末だからといって私には特別でなくなっているため、人 […]
- 週末 3点目の陶彫成形 日曜日は毎回美大受験生が2人工房へやってきます。彼女たちのうちの一人は予備校の夜間コースに通っていて、そこで出された課題を工房に持ち込んでくるのです。昼間は高校に通い、夜は予備校、そして週末は工房に […]
- 週末 陶彫制作に拍車 今日も朝から夕方まで工房に篭っていました。今日はいつものように2人の美大受験生が工房に来ていて、それぞれの課題をやっていました。私は昨日、新作の全体構成を見たことにより、先の見通しを持って陶彫制作に […]
- 創作一本になった4月を振り返る 今日は4月の最終日なので、今月の制作を振り返ってみたいと思います。今月の大きな出来事は、長年続いた教職公務員との二足の草鞋生活にピリオドを打って、創作活動一本になったことです。これは自分の生涯の転機 […]
Tags: 創作, 工房, 陶彫
The entry 'アナログ仕事の解放感' was posted
on 6月 6th, 2012
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.