週末 新作は土練りから

来年完成予定の新作は、木彫浮き彫りが主体となった三双屏風です。ただ木彫だけではなく自分の特徴とする陶彫部品が加わります。陶と木の組み合わせによる造形は、自分が20年来作り続けてきたもので、新作もその展開のひとつです。新作は必ずと言っていいほど陶彫から第一歩を踏み出します。今回も例外ではなく、まず陶彫から始めます。昨日放り出していた陶土の練りを今朝から再開しました。陶土に親しむと、やはり自分は土が好きなんだと感じます。工房内は朝から蒸し暑さが篭っていましたが、真夏に比べれば作業がやりやすい気候であることに変わりはありません。今回は木彫に時間を要するので、陶彫部分は早めに作りたいと考えています。生物的なイメージで陶彫を作っていこうと思っています。成形は来週に持越しです。

関連する投稿

  • 週末 新作へ向けて 今日の午前中は7月個展に出す作品の梱包を行い、午後になって来年の新作に向けて歩き出しました。新作は木彫レリーフによる三双屏風で、陶彫部品を埋め込むのは「発掘~混在~」と同じですが、木彫部分がかなり異 […]
  • 週末 「混在」木彫下書き完成 今日は朝から工房に行って制作三昧でした。昨日書きかけていた「発掘~混在~」の木彫部分の下書きをしました。木を彫る作業は来週末からになります。最終段階の制作工程の中で、この木彫下書きが一番面白いところ […]
  • 週末 「混在」の表層彫り込み 今日は朝から夕方まで工房で制作三昧でした。朝は相変わらずの寒さでしたが、昼ごろから暖かくなり、久しぶりにストーブを消して窓を開けました。彫り込みは順調に進みましたが、時間がかかるので一体いつ彫り込み […]
  • 明日から三連休後半 明日から三連休後半が始まります。後半というのは今月17日(土)・18日(日)・19日(月)が三連休だったので、この時を前半としているためです。明日からの三連休も前半同様、陶彫制作に没頭していきたいと […]
  • 今年の締めくくりをどう過ごすか 12月になりました。光陰矢の如く時の早さを実感しています。こんなふうにして、あっという間に定年を迎えるのでしょうか。でも残り数年は公務員と彫刻家の二束の草鞋を履いて頑張る予定です。昨年は工房が完成し […]

Comments are closed.