久しぶりに夜の工房へ

今日は仕事帰りに久しぶりに夜の工房へ行きました。夜9時という時間帯でしたが、昨日作業した「発掘~混在~」のドリッピングを再確認するために工房へ行ったのでした。飛び散った油絵の具のさまざまな色彩がそれぞれ主張しているようで、色彩だけで考えるなら作品は混乱の中にあると言ったほうが相応しいように思えました。夜の照明で浮かび上がる色彩の渦は、どこも強調されているため全体では没個性的にも見えました。ここからさらに油絵の具を霧状に散らす技法を施し、画面に強弱をつけていきます。これは次の週末に行います。夜の工房には独特の雰囲気が漂います。昼間ですら非日常空間である工房は、夜になると益々深みを増して厳しい空気が支配しています。そんな雰囲気も制作には必要です。職場の負担が少ない日には、夜の工房で制作を行いたいと思っています。

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