久しぶりに夜の工房へ
2012年 4月 17日 火曜日
今日は仕事帰りに久しぶりに夜の工房へ行きました。夜9時という時間帯でしたが、昨日作業した「発掘~混在~」のドリッピングを再確認するために工房へ行ったのでした。飛び散った油絵の具のさまざまな色彩がそれぞれ主張しているようで、色彩だけで考えるなら作品は混乱の中にあると言ったほうが相応しいように思えました。夜の照明で浮かび上がる色彩の渦は、どこも強調されているため全体では没個性的にも見えました。ここからさらに油絵の具を霧状に散らす技法を施し、画面に強弱をつけていきます。これは次の週末に行います。夜の工房には独特の雰囲気が漂います。昼間ですら非日常空間である工房は、夜になると益々深みを増して厳しい空気が支配しています。そんな雰囲気も制作には必要です。職場の負担が少ない日には、夜の工房で制作を行いたいと思っています。
関連する投稿
- 週末 母の一周忌&窯入れ準備 週末になりました。今日は新作の制作ノルマがありましたが、昨年4月に亡くなった母の一周忌に当たるので、菩提寺に出かけて、お経をあげていただきました。その後で墓参りもして新しい卒塔婆を立てました。祖母の […]
- 週末 3月最初の週末として… 3月最初の週末を迎えました。何回かNOTE(ブログ)に書いてきていますが、今月末で公務員管理職を退職する私にとって、週末ごとに創作活動に励む今までの生活は、今月のみになりました。何か特別な感じがしま […]
- 週末 陶彫加飾&窯入れ 今日の天気は昨日の雨風が嘘のように晴れわたり、気温も上昇しました。工房に流れているFMラジオから、東京の桜の開花宣言があったと報道されていました。気温だけを考えれば春爛漫と言える季節になりました。工 […]
- 週末 土練り&彫り込み加飾 やっと週末になりました。今週はウィークディの仕事の休憩時間を使って、論理学の書籍を読み続け、NOTE(ブログ)に読んだ箇所の引用文章を毎晩掲載していました。よく読み込むと難解と思われるところも意外に […]
- 週末 陶彫成形の準備 やっと週末になりました。職場ではいよいよ来年度に向けた取り組みが始まり、私は来年度人事に着手しました。管理職として全職員の適材適所を見極め、人事を決定することは、私にしてみれば年間を通じた一番大きな […]
Tags: 制作, 工房
The entry '久しぶりに夜の工房へ' was posted
on 4月 17th, 2012
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.