日常化したもの
2011年 1月 20日 木曜日
職場に行く時は、朝5時半に起きて、背広を着てネクタイを締め、いつも同じ時間帯のバスや電車に乗ります。帰りの時間はまちまちですが、どんなに職場で右往左往したことがあっても、帰路の途中で気分も落ち着いて自宅に辿り着きます。日常化したものがそこにあって気分的には楽だと思うことがあります。公務員の中の管理職という立場は、民間経営者とは違って、利益に絡まないところで人的な服務管理や施設管理をしているわけです。自分自身と向き合うことも多々ありますが、組織の中にいるため週末の創作活動のように常に自分自身と向き合っているわけではありません。公務員と彫刻家とではまるで異なる世界を持っていて、それだからこそ二束の草鞋と割り切れるのかもしれません。ただ、公務員の自分に通勤社会があるように、彫刻家としての自分にも時間的な制約を自ら与え、まるで職場に居るように創作活動を行えたらいいなぁと考えています。創作活動の日常化。公務員とは内容は違えども同じ時間帯に工房に出勤し、また退勤する習慣ができることを理想としています。
関連する投稿
- 2021年の初めに… 2021年になりました。今年もよろしくお願いいたします。昨年母が亡くなり、喪に服していることと、世界的に流行している新型コロナウイルス感染症の影響で、今年は正月を迎えた気分がしません。初詣には行かな […]
- 三連休 制作&母の税務処理 三連休になりました。天皇誕生日が日曜日にある関係で、月曜日が振替休日になり、この時期に三連休が設定されているのです。三連休初日は、このところずっと関わっている板材の刳り貫き作業を工房でやっていて、何 […]
- 週末 母の四十九日法要&撮影準備 母は4月7日に他界し、4月13日に葬儀を行いました。享年94歳。大正、昭和、平成、令和を生きた人でした。今日は我が家の菩提寺である浄性院で四十九日法要を行いました。葬儀の時よりやや多い人数で法要を行 […]
- 三連休 母の入院&10点目の陶彫成形 三連休の最終日になりました。今日は祝日で、嘗ての東京オリンピックに因んで「体育の日」と称されています。この名称は今年が最後と言われています。朝9時から工房に篭って、今日は丸一日を創作活動に充てる予定 […]
- 週末 自宅リフォームに向けて やっと週末がやってきました。創作活動で工房に朝から籠っていて、新作の板材刳り貫き作業をやっていました。刳り貫き作業は3枚目に入りましたが、いつものように土曜日はウィークディの疲れがあって遅々として進 […]
Tags: 創作, 工房, 日常生活
The entry '日常化したもの' was posted
on 1月 20th, 2011
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.