土練りのあと美術館へ…
2010年 12月 12日 日曜日
成形に使う陶土がなくなり土練りをしました。陶彫は土を単身ではなく複数の土を混ぜて使っているのです。近々新しい土錬機が来るので、今使っている土錬機最後の仕事かもしれません。自分と懇意にしている陶芸業者から連絡があって、いい土錬機が見つかったので替えてみないかと持ちかけられたのです。ちょうど今の土錬機ではちょっと物足りない感じがしていたので、安く譲ってもらうことにしました。夕方は昨日の続きのような気分で美術館に出かけました。神奈川県川崎市にある岡本太郎美術館で開催中の「池田龍雄」展です。池田龍雄著「蜻蛉の夢」を何年か前に読んでいたので、実際の作品を見に行きたくなっていました。昨日は電車で、今日は自家用車で出かけました。今日は美術館の一室に作家がいてギャラリートークをやっていました。暫く耳を傾けていましたが、80歳を過ぎているにもかかわらず年齢を感じさせない若々しさを感じました。これは現代美術をリードしてきた自負からくるものか、生き生きとした制作生活からくるものか、まだまだ創作欲が衰えないところは見習うべきと思いました。展覧会の印象や感想は機会を改めたいと思います。
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Tags: ギャラリー, 作品, 展覧会, 散策, 書籍, 画家, 芸術家, 陶土, 陶彫
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