コトバに喘ぐ時

自分のホームページの画像の所々に僅かなコトバを添付しています。添付と言っても解説や説明の文章ではなく、イメージから捻り出したものです。学生時代から詩や散文が大好きで、今でも当時の詩集が書棚に眠っています。たまには書物の埃を叩いて読むこともあります。それは詩の一文に魅かれることが多いからです。具象から非対象まで幅広く流派が興った現代美術のように、詩もその歴史の中でさまざまな広がりを見せているのは理解しています。ただし、自分が詩紛いなものを作ろうと思うと、うまくコトバが操れません。造形的なイメージとコトバのイメージは同じところから生まれてくるように思えます。ただ技巧的なところでコトバに対する自分の稚拙さが出てしまうと感じることが多いのです。詩を書いたからと言って、造形が文学的な叙情性に流れるとは思えませんし、また幾何抽象の作品の根底にも、詩的世界がないとは思えません。今晩はコトバのイメージに喘ぎつつ過ごしています。目の前のRECORDの画面を眺めながら…。

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