我輩は「トラ吉」である

「我輩はトラ吉である。なんでも暗い畑でにゃあにゃあ鳴いていたことだけは記憶している。我輩の主人は癇癪もちではないが、雑用に追い立てられて、いささか疲れ気味である。気まぐれに我輩を茶化すので困る。主人の癒しは猫にとっては拷問であることを主人は理解すべきである。…以下略…」先日、植木畑で拾った子猫は、家内によって「トラ吉」と名付けられて、いまだに同居しています。尻尾が短くて、茶毛の長い猫です。動物病院で借りたケージを返し、代わりに大きな2階建ケージを買ってきました。里親会に出すはずが、トラ吉はすっかり我が家に居座ってしまいました。師匠の彫刻家池田宗弘先生も陶芸家の佐藤夫妻も美大の後輩も、すべて猫を飼っていることを知り、改めて周囲は猫三昧であることがわかりました。それならば池田先生のように猫の彫刻でも作ろうかと思案しています。

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