ギリシャの島の思い出

「ギリシャのエーゲ海で、船が1週間に1度しかこない島があったっけ」と家内に言われて、そういえば滞欧生活から引き揚げて来る時に、トルコやギリシャを数ヶ月もかけて旅をしたことを思い出しました。たしか2年ほど前のブログに当時を思い出せる範囲で書いた記憶があります。当時日記をつけることをしなかったのを後悔していました。話題の島はシフノス島だったと思います。波止場に小さな宿屋があって、そこに1週間泊まっていました。今ならどうするだろう、1週間という時間が与えられたら何をするだろうという思いを巡らせるのは楽しいものです。今なら難解な書物と画材を持参すると思います。当時もスケッチブックを持っていたはずですが、数枚のスケッチが残っているだけです。今なら描きに描きまくってスケッチ集が出版できるくらいの仕事をやるかもしれません。ただし、当時のような素朴な気持ちでスケッチをするかどうか、きっと今ならどこかのギャラリーで発表するつもりで、多少鑑賞者の眼を意識したスケッチをするように思います。それがいいのかどうかわかりませんが、幸運にも与えられた1週間に何か目標を立てて、懸命になって創作活動に取り組んでしまうのではないかと思います。Yutaka Aihara.com

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