秋晴れの週末

農業用倉庫として建てた工房ですが、住居機能はないにしても、最近は使い勝手がよくなりました。空調がないため、今夏は蒸し風呂のような暑さの中で、引越し作業や整理を行いました。整理はまだ完全ではありませんが、作業はやり易くなっています。今日は秋晴れの一日で、湿気が少なくて、工房では気持ちのいい時間を過ごすことができました。杉の柱の荒彫りを進めましたが、真夏のように汗が吹き出ることもなく、坦々と鑿を振るっていました。この自分と向き合う時間が、自分にとって一番幸福な時間です。貴重な週末のかけがえのない時間。自分の内部にあるカタチを「発掘」し、「構築」していく作業。今日も次から次へと休むことなく作り続けました。ふと、作業中に自分は立ち止まりたくないのかもしれないと思いました。ずっとイメージを追い求めていたい、さらに変われるものなら変わりたい、昨日の自分を脱皮したい、そんな欲求があって、ひたすら作り続けているのだと思っています。                           Yutaka Aihara.com

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