軽量棚搬入で環境作り

亡父が残してくれた植木畑に倉庫を建てて、作業場の確保に全力を注いでいます。今日はスティール製1800×900×600の軽量棚が10台搬入されてきました。その組み立てに汗を流しましたが、今日だけでは終わるものではありません。出来上がった棚に収納箱を入れると少し室内の雰囲気が変わりました。どんな環境の中で作品のイメージが生まれ、また具現化していくのか、作家にとっては大切なことです。昨日伺った長野県の池田宗弘宅は、ドン・キホーテに現代の風刺を語らせ、またキリスト教に纏わる群像を真鍮直付けという技法で数多く制作する作家に相応しくスペインの修道院を模した工房です。塀に囲まれた中庭(野外)で溶接等の金属加工が出来るようにしてあります。蔦の絡まる壁に置いた真鍮の立体作品が、池田先生の美意識を物語っているように思います。では自分はどうなのか。自分が建設した場所は、まるで工場のような無味乾燥な空間です。外には緑が溢れていますが、室内は鉄骨等建築素材丸出しのオープンスペースになっています。でもこの合理性が自分には合っていると思っています。自分はこうでなくては作品のイメージが出てこないのです。軽量棚に道具や工具を整理して、早く作業を始めたいと思う今日この頃です。                     Yutaka Aihara.com

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