今夏は「A・ブルトン&瀧口修造」

毎年夏になると何か課題を決めて勉強することにしています。義務教育で頭にすり込まれた夏休みの自由課題が今も続いている感じです。今まで「ジャコメッティ」や「ヘンリー・ムア」といった学生時代から親しんでいた彫刻家を改めて勉強したり、ドイツ表現派をテーマにしてみたり、夏という解放された季節だからこそ頭を柔らかくして何かに取り組んでみようと思っているのです。今年の夏は、もう始まっていると言ったらいいのか、白倉敬彦著「夢の漂流物」、巖谷國士著「封印された星」と読んできているので、これはもう詩人で評論家でアーティストだった「瀧口修造」を取り上げる道筋ができてしまっています。そして今読み始めたアンドレ・ブルトン著「魔術的芸術」(河出書房新社)。瀧口修造と関わりの深いアンドレ・ブルトンをまず勉強しようと思います。著書がたくさんあるので、どこから手をつけるべきかわかりませんが、ともかく興味の赴くままやってみようと思います。

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