ピカソ美術館の記憶
2009年 6月 5日 金曜日
昨日のブログを書いていたら、20数年前に行ったスペインのバルセロナの記憶が甦ってきました。たしか9月ごろだったような記憶がありますが、結構暑い日でした。バルセロナ旧市街のピカソ美術館に入って、ピカソが若い頃に描いた具象絵画の完成度の高さに驚いた記憶があります。美術館は路地の建物が立ち並ぶ一角にあって、その何気なさが気に入ってしまいました。かなり市街を歩き続けていた後だったので、疲れた足を引きずって美術館を見てまわりました。でも美術館に掛けられたピカソの絵画に、ほっとした気分になりました。ピカソが生きた時代には、この絵画を見て、ほっとするような気分になれる人が何人いただろうかと思いつつ美術館を出ました。夕方居酒屋に入り、よくわからないメニューから適当につまみを頼んだら、魚の太い骨の揚げたモノが出てきて辟易した思い出があります。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 「中空の彫刻」読後感 「中空の彫刻」(廣田治子著 […]
- 週末 創作へのモチベーション 昨日までは梱包用木箱作りと陶彫部品の梱包に励んでいましたが、今日は来年に向けた新作の陶彫制作を行うことにしました。今月の個展が迫っているので、その準備として梱包をやっていたのですが、そればかりやって […]
- 「結語」について 「中空の彫刻」(廣田治子著 三元社)の「第二部 ゴーギャンの立体作品」の中の「結語」の「1 木彫と陶器」「2 親密な環境における彫刻」「3 […]
- 21’図録の完成 5月30日に個展用の図録を作るための撮影を行い、今日新しい図録1000部が自宅に届きました。図録は16冊目になりますが、毎回同じサイズ、頁数で作っています。図録は前頁カラー版で正方形の冊子になります […]
- 週末 木箱に収納開始 週末になりました。週末になると今週の創作活動のことを書いていて、個展に向けた進捗状況を述べさせていただいています。陶彫部品を梱包する木箱が15個完成し、今週からその木箱に陶彫部品を2・3点ずつ収納し […]
The entry 'ピカソ美術館の記憶' was posted
on 6月 5th, 2009
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.