阿修羅と迦楼羅

昨日見た「阿修羅展」で八部衆像が興福寺から国立博物館に移されて展示されていました。阿修羅もこの八部衆像に含まれるわけですから、当然のことと思いました。阿修羅は三つの顔と六本の手を持つ異形ですが、自分が注目したのが八部衆像の中の迦楼羅です。昨年夏に行った興福寺見聞のブログ(2008.8.25)でも迦楼羅に触れています。頭部が鳥になっていて、シュールな感じを与えます。迦楼羅はもともとインドの神が仏教に取り入れられたものだそうで、インドではガルダといいます。昔行ったバリ島でもガルーダという奇怪な神が信仰されていて、繋がりがあるように思います。自宅にもガルーダの木彫面があって居間に掛けてあります。そんなことで迦楼羅の造形に魅かれるのかもしれません。マニエリズム絵画に登場してくるような独特な風貌とカッと見開いた眼が印象的な仏像でした。

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