バイオリズムと作業

いつぞやブログに書いた記憶がありますが、今日は一日のバイオリズムを考えながら過ごしました。丸一日自分のために時間が使える日は貴重な一日で、とことん作業をやっていたいのですが、気分や集中力に限界があって、思ったようには出来ません。創作行為はとくに感情に左右されるところがあって、気持ちが入るまでに時間がかかります。午前9時から作業を始めて、集中力が増すのが11時くらい。昼食後は午後1時から始めて、3時くらいにもう一度ヤマ場が来ると感じました。夏に制作を集中してやっている時も同じような具合だったと思います。また、彫刻だけではなく、別の作業を始めると集中力が再燃します。木を彫ったり土を練ったりする行為と、平面に絵の具で描く行為は別の世界で、新たなバイオリズムがあるように思えます。作業を変えながら複数の技法を同時にやっていくのがいいのではないかと思いました。                           Yutaka Aihara.com

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