恩師からの手紙
2009年 1月 28日 水曜日
横浜で文筆業をしている笠原実先生から、先日のグループ展に出品した「構築〜起源〜」の感想を手紙でいただきました。「構築〜起源〜を拝見させていただきました。いよいよ地上への始動がはじまりました。〜略〜 色彩の関係かもしれませんが、全体に豊潤で暖かく、作者の精神的な安定度の高まりを知らされました。〜略〜」という文面で大変嬉しく思いました。自分の作品をいつも前向きに捉えてくださっていて、笠原先生の感想には元気をいただいております。「豊潤」や「暖かさ」は自分の予知しないことで、作品がこんな情感を醸し出していることに改めて驚いています。確かに自分の作品は外に現れたカタチは抽象形態ではあるものの、イメージの底流には具象的なものがあって、それがこういう情感として出てくるのかもしれません。具象作品のような説明的な要素を持ち合わせない具象傾向の作品というのが、自分の作品には相応しいのかもしれないと感じるこの頃です。 Yutaka Aihara.com
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Tags: カタチ, 作品, 展覧会
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