子どもの反応 大人の反応
2009年 1月 25日 日曜日
横浜市民ギャラリーでのグループ展のメリットは観客動員数の多さにあります。それは上の階で開催している児童生徒作品展に親子連れでたくさんの来場者があり、そのついでに私たちのグループ展を見ていただけるからです。とくに小さな子どもの反応は大変参考になります。「すごい」と言って走ってくる子どもを見ると、自分の作品が理屈抜きで楽しい証となり、ちょっと嬉しいような気分になります。子どもの反応は屈託がなく素直なので、こちらもそれを素直に受け取るようにしています。知人友人は自分に遠慮がちに感想を言われるので、作品批評をどう受け取るべきか思いを巡らせる必要があります。自分が受付に座っていると、見ず知らずの方は私の作品を「つくし」だの「チェス」だのと感想を述べていましたが、「これは何?」と言われると「さあ?」と自分も知らばくれて応えていました。「ご覧になられる方がお好きなように判断してください。」とも言いました。自分の作品は、先進的な現代彫刻ではないにしても、一般の人たちにどう受け取られているのかという生の声を聞く機会にはなりました。 Yutaka Aihara.com
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Tags: ギャラリー, 作品, 展覧会
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