杉の柱の修整彫り

新作「構築〜起源〜」の土台から立ち上がる杉材の柱116本の修整彫りを始めています。どの程度彫り跡を残すか考えながら作業をしています。搬入までの時間を考えると焦る気持ちはありますが、荒彫りとは異なり、彫り跡の様子を見ながらの作業は骨が折れます。今回の作品は修整彫りに加えて、柱の下半分をバーナーで炙って炭化させるので、その配分を考えながらやっています。本当に搬入まで間に合うのかどうか、いよいよ不安になってきました。ぼちぼち公務が始まり、制作ばかりやっていられないので、搬入日から遡って制作日程を割り出し、計画を立ててやっていかなくてはなりません。梱包に丸一日かかることを考えると厳しい限りです。明日も公務の合間に出来ることはやっていきたいと思います。              Yutaka Aihara.com

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