凸形と穴で土台を作る

新作「構築〜起源〜」の土台作りを続けています。土台に穴を開けて、そこから複数の柱が出てくるような構成を考えていますが、穴のないところには凸形のレリーフを施す予定です。凸形は抑制の効いた矩形で、116本の柱の規則的な彫りに連なるようにしたいと考えています。土台の最終的な表面処理は砂を硬化剤で貼り付けて、表面をすべて覆うつもりですが、凸形状のレリーフと穴の開いた部分が快いコントラストを作ってくれるといいと思います。来月の半ばまでに、この新作が完成できるのかどうか微妙です。横浜でのグループ展に間に合うかどうか、これからは時間を見ながら制作に拍車をかけなくてはなりません。                     Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 飛躍の6月を振り返る 今日で6月が終わります。今月は7月個展のために図録を作成し、案内状も自宅に届きました。個展に出品する作品の梱包を始めていて、現在は陶彫部品を収納する木箱の製作に追われています。木材を調達しながら木箱 […]
  • 実り多き11月を振り返る 今日は11月の最終日です。NOTE(ブログ)のアーカイブを見ていると、11月はどの年も充実しているようで、創作活動には最適な1ヶ月であることが証明されています。今月も実り多き1ヶ月でした。まず、ウィ […]
  • 週末 1月を振り返って… 1月最終日になり、今月を振り返ってみたいと思います。今月創作活動がやれる期間として、まず正月の休庁期間が5日間ありました。その5日間を含めて週末のほとんどすべてを、新作の厚板材による土台作りに費やし […]
  • 秋風吹いた9月の振り返り 9月の最終日になりました。いつまで酷暑が続くのかと思われていた季節も、朝晩は涼しく秋風が立つ陽気になりました。工房での滞在時間も長くなり、創作活動が充実する時期で、まさに芸術の秋が到来したと言えます […]
  • 創作意欲が増す10月に… 今日から10月が始まりました。10月は気候が良くなり、心身ともに心地よくなるため、芸術活動や芸術鑑賞が華やかに展開する季節です。私も創作意欲が増すのではないかと自分自身に期待をかけています。陶彫によ […]

Comments are closed.