現代美術が影響を及ぼす教育

知り合いの小学校教員が図画工作の公開授業をするというので、職場にお願いして見に行かせてもらいました。授業内容は「枝と布のハーモニー」と題して、近隣の公園で集めてきた木の枝や古布を使って、6年生が立体造形を楽しむというものでした。彫刻家ナッシュの作品を彷彿とさせる取り組みで、教育の世界にも現代美術が入り込んでいるなと思いました。知り合いの教員はそうした現代美術に精通しているわけではなく、小学校特有の「造形あそび」から発展した内容をやっていたわけですが、小学生がお互いの作品を見合うだけではなく、教員がそうした海外の造形作家の作品を紹介しながら、児童の反応を見たり、鑑賞させてみるのもいいかなと思いました。現代美術が広く浸透し、一般に受け入れられるように環境を整えるのは、学校教育の役割が大きいのではないかと感じました。 Yutaka Aihara.com

関連する投稿

  • 暁斎流の「鳥獣戯画」について 先日、閉幕してしまった「河鍋暁斎の底力」展で、私が気になった数多くの下絵の中から、展覧会のポスターにもなっている作品を取り上げます。ポスターは「鳥獣戯画 猫又と狸 […]
  • 武蔵美の「脇谷徹ー素描ということ」展 先日、東京都小平市にある武蔵野美術大学美術館で開催している「脇谷徹ー素描ということ」展に行ってきました。彫刻家脇谷徹氏は私が彫刻を学び始めた頃、共通彫塑研究室で助手をやっていた人でした。出品作品は彫 […]
  • 週末 土台作り&美術館散策 週末になりました。新型コロナウイルス感染症で緊急事態宣言が出ているにも関わらず、気持ちのモチベーションを保ちたくて、今日は地元にある横浜美術館へ出かけてしまいました。早朝は工房に行き、新作の土台作り […]
  • 「サーカス・シリーズ」について 先日、師匠である彫刻家池田宗弘先生の真鍮直付けの作品を久しぶりに見せていただきました。東京の東村山市立中央公民館で開催していた「池田宗弘展」は、初期の頃から最近までの作品を網羅してあって、私には先生 […]
  • RECORD、NOTE、そして睡魔 仕事から帰って夕食を済ませると、私は食卓でRECRDの制作に励みます。RECORDは一日1点ずつ作り上げていく平面作品で、大きさは葉書大です。文字通りRECORD(記録)で、その日その日の作品が出来 […]

Comments are closed.