新しい作業場の構想
2008年 11月 2日 日曜日
建築会社の人と会うたびに、新しい作業場の建設構想が頭に浮かびます。それは亡父から相続した僅かな土地に倉庫を建てる計画です。作品の収納庫としての役割が大きいのですが、そこで制作ができればいいなと考えています。住居空間ではないので許可申請がどの程度必要なのか見当がつきません。現在の作業場は万力がついた作業台があるだけの簡素な場所ですが、それでも今日を含め毎週末はそこで木彫をやっています。鑿を木槌で叩く音ばかりではなく、電動工具も使用することがあるので、近隣に住宅があると騒音で迷惑をかける心配があって、作業場の場所選びには気を使います。そういう意味では亡父の残してくれた土地は植木畑なので作業場には最適と言えます。いつできるものやらわかりませんが、何とかしなければなりません。作品は貯まるばかりで、母がいる実家の車庫や物置にも陶彫が積んである始末です。夜、陶彫成形や仕上げをやっているアトリエは手狭で、工具だけでも倉庫に保管できればと考えています。 Yutaka Aihara.com
関連する投稿
- 代休 個展出品の選択 今日は休日出勤の代休日でした。昨日は「発掘~宙景~」のテーブルの脚を木彫していました。今日は同作品の陶彫に取り組みました。「発掘~宙景~」は現在まで仮にA、Bとした2つの作品を同時に作っていましたが […]
- 週末 現在進行形の楽しみ 週末になって朝から制作三昧です。来週末は図録用の写真撮影があるので、制作に拍車がかかっています。今日は朝8時半から夜の8時半まで12時間の制作時間となりましたが、精神が覚醒しているため疲れを感じない […]
- 週末 「発掘~宙景~」柱の調整 「発掘~宙景~」は組み立てや設置に手間のかかる集合彫刻です。4本の柱陶で正方形に近いテーブルを支え、そのテーブルの下に陶彫部品を複数吊り下げていく構造です。前に木材店で2m50㎝でカットしてもらった […]
- 週末 木彫は粗彫りから 「発掘~群塔~」の土台部分になる木彫を始めました。先週末は木材を切断して、それぞれの場所に置きました。今日から鑿と木槌で彫っていくことになります。まず削ぎ落とす部分にチェンソーで等間隔に切り込みを入 […]
- 連休4日目 「群塔」「丘陵」「陶紋」の制作状況 今日は連休4日目になりました。こどもの日ということで各地で楽しいイベントがあったようです。工房にあるFMラジオからイベントや渋滞情報が発せられていました。今日も朝から夕方まで制作に追われました。「発 […]
Tags: 作品, 制作, 木彫, 陶彫
The entry '新しい作業場の構想' was posted
on 11月 2nd, 2008
and is filed under note.
You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.
Both comments and pings are currently closed.