「ダニ・カラヴァン展」

イスラエルの環境彫刻家で、大きなスケールの作品を展開しているダニ・カラヴァンのことは写真等で知っていましたが、東京の世田谷美術館で「ダニ・カラヴァン展」を開催しているので、自分の作業を中断して行ってきました。オリジナルの作品に接するのは実は初めてです。ダニ・カラヴァンは最初は画家として出発して、舞台美術に携わることになり、そうした空間演出がもとになって環境を作り出すようになったことが今日の展示を見て知りました。とりわけ舞台美術はとても楽しくて、模型があたかもボックスアートのように見えました。環境彫刻は雛型が展示されていて、イサム・ノグチとの類似を感じながら、これも興味をもって見ました。風景そのものを造形化して、その中を鑑賞者が歩き回るのは自分にとっては夢の世界です。空間の遮り方というか構成の巧みさに自分も学ぶところが多い展覧会でした。 Yutaka Aihara.com

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