「発掘から構築へ」来年へ…

来週からの個展の準備が一段落したら、来年の見通しのようなものがイメージされてきました。「発掘シリーズ」を3年間やってきたところで、実際はもう作り続けている「構築シリーズ」へ繋げていく橋渡し的な個展をやりたいと考えているのです。題名は「発掘から構築へ」として、来年だけは陶彫と木彫を並存させた展示内容にしようと思っています。普段の自分の作業工程は陶彫と木彫を同時にやっているので、陶彫が終わったから木彫という具合にはいきません。ただし、個展で見せる場合には思考の相関図のようなものがあった方がいいと考えています。陶彫で「発掘」をやり、次に木彫で「構築」をやるという思考が辿っていく過程を示そうと思います。実際にそういう過程はありました。ただし、行きつ戻りつしているので簡単に割り切れないのです。来年が気持ちの上ではもう始まっています。       Yutaka Aihara.com

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