杉の柱を焦がす作業終了

個展に出品する「発掘〜遺構〜」の台座部分にあたる杉の柱48本。先日から1本ずつ異なる文様の彫りこみを入れ、さらにバーナーで炙って焦がす処理をしていましたが、作業としては今日終了することができました。これからの予定は、この48本の柱をどう配置するか、上に陶彫作品を置いた時にイメージしたような効果が出るか、作品が転倒しないような安全性の確保はできているか等の全体計画を考えなければなりません。今日のところは柱の処理だけで精一杯だったので、全体を見るのは次回の週末になります。搬入まで1ヶ月少々ありますが、ウイークデイは公務があるため作業はできず、週末を数えると残り時間は僅かとなります。いつもこんな緊張を強いて搬入を迎えますが、今回も例外ではなさそうです。

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