図録掲載の文章

3冊目の図録となると、今度はどんな文章にしようか考えてしまいます。前に書き溜めたデータを読むうち、陶彫と関わったいきさつを書いた文章に手を加えることにしようと考えました。いわば陶彫による制作生活に入る前のプロローグです。図録の最終ページに掲載する文章はできるだけ制作に沿ったものにしたいと考えているからです。1冊目の図録に渡欧生活が自分にもたらした抽象のカタチのことをあれこれ書き、2冊目は集合彫刻を作る際の苦労と成果など、3冊目には陶との関わりを掲載することを決めました。掲載する写真にしろ文章にしろ自分の中でケジメをつけて、次のステップに結びつくものとして図録を捉えていて、そういう意味では図録は自分にとって必要なものとなっています。今回はどんな出来栄えになるか楽しみです。 Yutaka Aihara.com

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